映写雑記

映画館の設備視点

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼とか

こんにちは。わたくしの努めてる某映画館で名探偵コナンの3作品を上映するようです。

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時計じかけの摩天楼は僕が子供のころ映画館で心ときめかせて観た映画なので20年ちょっとを経てまさか自分で当時のフィルムを掛けて上映できるとは思ってませんでした。

元々コナンの大ファンでして、67巻付近までは集めたり毎週テレビの前で正座してたりグッズ集めたりとかしてました。今はちょっと遠のいていますが好きという気持ちは今もあります。

フィルムコンディションも良さそうでドルビーSR(ドルビーAタイプでしたすみません。光学トラックちゃんと見てなかったです)

なのでサウンドクオリティもそこまで落ちないため、大変良い状態で上映できると思います。このためにいつも以上に映写機のメンテナンスに力を入れてます。試写兼音響調整はこれ書いてるこの後にしますが、よき状態でみなさんに送り届けれればいいなと思います。特にもうこの作品をリアルタイムで劇場で観た事ないファンの方も増えて来てると思うので作品の良さを伝えられるように!

 

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ところ変わってここは某首都高の駐車場です。何故こんなところに来たかと言いますと、作中の安室さんや佐藤刑事が乗ってるRX7のFD3Sがありますね、ゼロシコではあんまりそこ狙って無かったのですが元の車好きのせいでちょっと拘ったFDの音が偶然的に広まってくれました。今回もゼロシコもやりますし、ナイトメアもやるのでここはさらにロータリーサウンドへの理解を深めるべくやってきました。

あとコナンの舞台でよく首都高がモデルの道がでてきてるので恐らくあの辺だろうと思ったところを愛車でブーンとドライブしてテンションを上げて来ました。

本名的に僕もFD3S乗ってて違和感ない本名なのですが、残念ながら僕の車はSR20DETを積んでる車なのでロータリーサウンドを奏でる事はできない悲しさ。

 

残念な事にFDはこの日観なかったのですが(いつも一台は居るのに、、、)グローリー水領さんや、オーバーソウルして堕天使になりそうな車がいました。

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ではまた。

ファンタスティックビースト

wwws.warnerbros.co.jp

今週から始まりましファンタスティックビーストの続編。

ボヘミアンラプソディに続いて、結構映画館が賑わっている作品な気がします。

盛況な感じで嬉しいです。

 

ボヘミアンはみんな勝手に音がーとかいろいろ盛り上がると思うので、僕からはファンタビについて、

 

このファンタビの続編、前作もそうだったのですが、サウンドデザインクオリティが大変素晴らしく、スピーカーを感じさせない録音になっています。

そのせいで音響設備のボロがはっきり出てしまうので上映する側としても大変難しいです。

音質が良い作品はあまり劇場を選ばず、ある程度のレベルまではどんな劇場でもクオリティを高く上映できますが、サラウンドや総合的にデザインが素晴らしい作品は設備のボロを見つけやすいです。

サントラの音も素晴らしく良い音が入っていて、音楽の鳴らし方もLRのスピーカーを意識させない感じです。

 

僕のいる映画館の劇場で僕の大好きなスクリーンで掛かっていますが、ちょっと不満に思うぐらい劇場が追い付いていないと思っています。出来る限りは頑張りましたけど!

僕には珍しく天井にスピーカーが欲しい作品、、、

映画を観ているとこの作品は空間移動ができますね。

 

音ばかり触れましたが映像のクオリティもエンターテイメント要素も入りつつ、美しいカットが多く、ハリーポッターの世界をリアルに感じる事が出来ます。

「クオリティ」だけで言えば僕は今やっている作品の中では群を抜いた作品と思っています。

子供向けアニメやりおる

今季やっている、若おかみは小学生!HUGっと!プリキュアの二つの映画が個人的に凄かったので紹介しようと思います。

www.waka-okami.jp

映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア

 

若おかみの原作は知らなくて、子供向けアニメやろっていう軽い気持ちでロードショー時に試写テストを行っていたのですが、なんだこの超絶クオリティのアニメは、、、!!と後半はもう涙ぼろぼろ流しながらで仕事どころではなかったです。

画も音も拘っているのが伝わってきて、凄い予算の映画なのでは、、、と錯覚するほどでした。後で知ったのですが、制作してるのは元ジブリの超凄い人たちらしいですね。

ポルシェ911のカレラS カブリオレ?あんまポルシェ詳しくないので分からないですが、作画に愛を感じました(

 

HUGっと!プリキュアは、今も日曜朝に放映していますが、僕は一度も見た事がなく、初代プリキュアのブラックとホワイトをその時代の人なので知っていて、懐かしいな!!と思ってあのテーマ曲のアレンジでテンションが上がったりしてたのですが、

後半のパートで作画方法が変わるんですが、そこから絶句でした。

日本の3Dアニメやるやんけ!!凄いな!!?って。内容も凄く子供向けというより大人もぐっとくる内容だったのですが、作画?モーション?の凄さに圧倒されました。

アニメーションの賞があるなら今年はプリキュアかなって思ってるほどに。

前編通して良かったですが、エンディングだけでも1800円払う価値があると思います。

 

 

両方ともぼちぼち終わる劇場も増えてきていている作品なので、劇場にみんな見に来てっ

映画館のサラウンドとは。

最近ようやくメジャーになりつつある3Dサラウンド、けど一般的にサラウンドって何って思ってる人の方が多いと思います。アバウトに知っておくだけでも映画を観る時の楽しみが増えると思うので、簡単に説明してみます。(簡単とは言ってない

www.dolby.com

まずサラウンドとはですが、サラウンドシステムとは空間を作るためのシステムと僕は思っています。雨が降っていたり、ミサイルが飛んで行ったりと劇場内を音が移動したりその場の空気を映画の画に対してリアリティを感じる音。

 

そしてサラウンドシステムも結構いっぱいあります。今、日本で出回っているのが

ドルビーアトモス

DTS:X

IMAXイマーシブサウンド

Auro3D

の4つですかね、独自システムでやっているところはちょっと分かりません。

以前はimmサウンドというのもあったのですが、今純粋なimmサウンドを聴く事は確か出来ないはず、、、平和島CSさんのドルビーアトモスシアターが以前はimmサウンドシアターでした。

だいたい総称して3Dサラウンドシステムと言っています。

 

各システムの違いはスピーカーの配置の仕方や、音源のデータの作り方の違いとかです。

 

ハリウッド等のメジャータイトルはだいたいもうドルビーアトモスで制作されています。ドルビーアトモスで作ると、だいたいそれ以外のシステムでも使えるようになっているのでドルビーアトモス以外の劇場でも観る事ができます。そのためドルビーアトモスで作ったけど普通の映画館でやっているからドルビーアトモスでは観れないという事に。

残念ながら邦画でこれらのシステムでの上映は年に1本あれば良いぐらいです。ガルパンの岩浪音響監督が広めてくれていますが、なかなか純国産の3Dサラウンドの作品というのは無いですね。

 

 

そして3Dサラウンドで映画を観るためには3Dサラウンドで作られた映画でなければいけません。ここ大事です。

劇場が3Dサラウンドシステムを導入していても映画が3Dサラウンドに対応してない場合は3Dサラウンドシステムでの上映にはなりません。その劇場で普通に映画を観る事は問題なくできますが、旧来の5.1chまたは7.1chサラウンドで観る事になります。

 

では3Dサラウンドで見るための映画館の選び方なのですが、

hlo.tohotheater.jpシネマズの新宿はいろいろ入ってて選びやすいですね。

上映スケジュールの所にIMAXだのDOLBY-ATMOSだのって書いてあると思います。

単純にその書いてある映画を観ればいいです。

IMAXのイマーシブサウンドはちょっとめんどくさくて、IMAX上映でも対応してない場合が多いので注意してください。

 

最近の新館はたいていドルビーアトモスやDTS:X、IMAX等のシステムが導入されているので近くの大手シネコンを観ると意外とやっていたりします。

 

最後に、3Dサラウンドだから音が良いにはならないので、そこは勘違いしないようにしてください。友達に「あそこ3Dサラウンドだから音が良いんだぜ」なんて言った日には影でぷーくすくすって笑われてしまいます。

それと、それ以外の劇場がダメというわけでないのでそこも勘違いしないでくださいませ。「システムが凄い≠音が良い」です。イコールにはなりません。

 

めんどくさいウンチクをなるべく言わないように簡潔にしようとしたら何が言いたかったのかよくわからなくてなってしまった、、、

まあちょっと映画見る時にこの映画はどんな上映でしているのかと気にしてみると、少し楽しいかもしれません。

 

 

映画館の映像

 

久々に何か書こうかなと。

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映画館の特徴の一つである大迫力のスクリーンですが、デジタル映写になったからと言って必ずしも完璧な状態だとは限りません。

DLPでもSXRDでも経年劣化で色がおかしくなっている事があります。

写真の青く光ってるスクリーン。本来であればこれは黒色なのですが、中に使われているパーツの劣化によりこのような色になる事があります。

ぼんやり真ん中が丸く色が違うと思うのですが、ここまでくると結構末期です。このほかにも星のように光点ができる症状等があります。

 

これを直すのは意外に大変で、部品交換してその後キャリブレーションといって色味を映画館用の規格に合わせて行くという作業をします。1スクリーン一晩、朝までかかりその間は他の作業は全くできません。

それとものすごく高価な部品なので映画館によっては交換したくても交換できないところもあるかと思います。

作られた映像を如何に正確に映すのかも映画館の仕事の一つでもあるのであまり妥協はしたくないですが。

 

そう考えると、キセノンランプの色味と輝度とXYZ軸の調整だけであとはフィルムの色で上映でき、8k以上の画質と言われているプリントは優れているのかもしれませんね。経年劣化が無ければの話ですが。

 

映画館と席の選び方とか

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おはようございます。

今回は、映画館の選び方や、引き続き良く聞かれる質問ベスト3などこの席が良いのって事について少々。

まず映画館の選び方について、あくまで個人的な持論を展開します。

まず、選び方に入る前に映画館への考え方について少し強制も入ってしまいますが、僕の考えを刷り込みます。

最近、流行りの爆音上映対応劇場や、以前からあるTHX、IMAX、ウルティラ等の劇場がありますね。この設備面や規格などの特別な仕様に対応しているスクリーンは一つのシネコンでも全スクリーン中1~2スクリーンだけだったりと、一部な事がほとんどです。

そこで勘違いされ易いのが、それらの特別仕様のスクリーン以外はクオリティの低いスクリーンだと認識されがちです。

断じて否。

規格や売り文句が付いてないだけで、拘りが凄くクオリティが高いスクリーンはいっぱいあります。確かに、手抜きされてる事もかなり多いですが、本当にこだわっている映画館は特別な規格以外のスクリーンでも相当なスペックを有しています。

この映画は通常上映だから、特別な規格のスクリーンじゃないから最寄りの映画館でいいやという考えはとても損した考え方です。

なので、いろんな映画館に足を運んでみましょう。

映画館は一日して成らずです。

 

では本題、

映画館の選び方

ぶっちゃけこっちの話題の方が超絶簡単に済みます。

好みと気分とシーンで選べばいいのです。

例えば、デートで良い雰囲気で映画を観たいというシチュエーションであれば、雰囲気が良く、建築デザインもオサレな所を選ぶだけです。

大人っぽい気分で満喫したいときは大人な雰囲気があるミニシアターとかに行けば良いのではないでしょうか。

爆音でテンションあげて楽しみたいならそいう上映してる映画館へと。

要は、だいたいの人は映画自体はそのような選び方をしてますよね、今日は女の子とデートだからなるべくロマンチックな映画を観ようとか。それを映画館でするだけです。思っている以上にいろんな個性的な映画館は多いですので、選ぶのに悩むぐらいは楽しめます。たまに雑誌で特集されてたり、ネットで探すといろいろ情報でてくるので是非探してみてください。

 

次にだいたいみなさん直面する映画館の席の選び方ですが。

映画が趣味で、何度も映画館に通っている人へは、好みで決めろ。で終わりますが、あまり慣れてない人は、きっと席を選ぶときにどこ選べばいいのだろう、、、となるかと思います。

とりあえず最初は中心より3~4列ぐらい後ろを選ぶと良いです。IMAX等のラージスクリーン(ものすごい大きなスクリーン)の劇場であれば更に後ろの中心より5~8列目とかでもいいと思います。とりあえず凄くアバウトでいいです。最初はそこを基準にするというだけです。

あと、中央は人気スポットなので埋まりがちです。右か左かで悩んだ場合は、家でテレビを見ている時にテレビに向かって自分の頭が右側か左側のどちらにいるかで選ぶと良いと思います。テレビより、頭が右側にいる場合は右側の席を。という感じです。

あとは耳にも効き耳みたいなものがあるので、右耳が効き耳の場合はスクリーン中心から左側の席を選ぶと良いです。

まあこのあたりは、科学的なロジックがあるわけではなく、なんとなく映画の試写したり映画館で映画観てるときに、覚えた事です。

厳密にはちょっとした理由もあるのですが、割合します。

めんどくせーって場合は素直にスタッフさんに聞きましょう。「何処が良いですか」ではなく「どこの席が観易い席ですか」と聞くのが良いかもしれません。

簡単な選び方はこんなもんだと思います。

 

何度も映画館に通って、各スクリーンごとに好みの席を探すのも一つの楽しみ方としていいのではないでしょうか。映画館は一日にしてならry

 

で、

映画館が好きになり、映画館の設備に興味を持ちだすと、席の選び方が変わってきます。

そういった映画館マニアの人たちは席選びではなく席分析をしていますね。気が向いたら、その人たち向けの選び方の一例でも書こうと思います。

 

いつも通り特にオチはないですが、この辺で。

音に関する事

最近、映画館の音響に対する関心が高まっていておぉー!とは思っています。音響に力いれてる映画館の一つのウチとしてもうれしいなーとは思いますが、思う事がありまして、確かに爆音上映で低音スゲーっていう上映をしてきたのも事実ですが、低音スゲーってのは、そいうのもできるけど、別に低音や音圧をめがっさ出したいからSW入れたりラインアレイ入れたりしたわけじゃないんですよと。

 

ものすごい勘違いされていますが、システム的余裕があれば大は小を兼ねるじゃないですが、どんな映画でも再生できるし、ゆとりがある音で鳴らせるというのが前提であり、低音崇拝ゲーみたいになってるのは少し悲しいなぁと。まあすっごい低音出てますけど。

うちで低音が酷くボわついたり、酷く誇張されて再生されてしまう事もありますが、それはスピーカーの再生能力が高いために、入っている元の音がしっかりと再生されてしまっているっていうのが原因なんです。

基本的なセッティングは全世界共通のISOやらSMPTEやらの規格にのっとってちゃんとセッティングしてあります。そのうえで、スピーカーの再生能力の差がその先に生まれてしまっているだけです。

現に爆音上映の作品であってもSWのレベルは一切上げてない事も多いですよ。

SAOに関してはSWレベル一切上げてませんし。

 

音が大きい=音が良いじゃないんですと声を大にして言いたい。

うちは余裕で大きな音が出せるスペックを持っていていろんな上映ができる劇場ってなだけです。

まあすっごい低音でてますけど(2回目)