映写雑記

映画館の設備視点

実写映画「弱虫ペダル」がすごい。

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こんにちは、前回のブログ、読み返すとちょっと偉そうで文章って難しいなと反省してたりしてました。思った事を適当に羅列してるだけのつもりだったんだけど、、、

 

さて今回は公開されて結構経ちました「弱虫ペダル」をお勧めしようかなと思います。

 

私は弱ペダの原作とアニメを観てないので、実写映画だけでのお話しになります。

なので内容には触れませんがオススメする理由があります。

 

オススメするワケ...それは音質が良い

邦画のクオリティというのは割と低いなぁと感じる作品が多いです。低いというのは、映画といよりテレビドラマでは、、、と思う節が多いからかなと思っています。

そんな邦画事情もあり、正直言ってしまえば、あまり期待していなかった映画なのですが…試写してびっくり。

 

「あれ?音良くない?」

 

と洩らしてしまったぐらい良い音ですねこの映画。

マルチチャンネルの使い方がとかそいう小難しいものではなくて、単純に収録されている音の質が高いと思います。

輪郭があって解像度があり、立体感のある音声と思います。テレビ的に作られてる量産映画って常にコンプかかってるようなこう平べったい音だったり雑な音質なのですが、凄く綺麗な音が入っています。

 

セリフの音声も聴き疲れせず、とっても肉声に対してのリニアリティの良さを感じる音質です。

 

最近で記憶に残ってる音のいい邦画とえばキングダムとかも良かったなという印象が残っていますが、それ以来でしょうか、印象に残ったのは。

 

って話を番組担当の某氏に一方的に言った数日後に、どうも聞いた話だとだいぶ力入れてるようだぞっていう事を某氏に言われたので、ほんとに良い録音なのではと思います。

 

音も良いけど絵も綺麗だよ

音ばかりじゃなく絵も綺麗です。

綺麗でもあり、スコープサイズなのが個人的にとっても嬉しいです。

 

ちょっと懐古厨的な考えになってしまうのですが、映画と言えば大画面、大画面と言えばシネマスコープ!(ㇱネスコ)という想いがあるので、ㇱネスコの映画ってだけでもちょっとうれしくなります。作品的にビスタサイズの方が合ってる場合もあるのでビスタも好きですが、ちょっと違うベクトルでㇱネスコが好きです。

 

ただし最近の映画館はウォールトゥウォールといって、壁から壁つまり壁一面がスクリーンになっているラージスクリーンが一般的になって来ています。(IMAXやTCX)

その場合はシネスコサイズの方が小さく映写される形になり、ビスタサイズの方が大きい画面になってしまいます。新しい世代の映画館マニアと古い世代の映画館マニアだとこの辺りに認識の差がありそうで面白そうですね。

 

大人気作品の実写化なのでいろんな意見がある作品だと思いますが、映写クオリティの面からお勧めできる映画です。

 

ではまた