映写雑記

映画館の設備視点

『ONE PIECE FILM RED』を映写視点で観るよ。

こんにちは、久々にこんな勢いのある動員だなと嬉しくなっている『ONE PIECE FILM RED』を観てみたいと思います。
ストーリーには一切触れていませんが、無垢な状態で観たい方は念のためブラウザバックで。

 

何処の映画館もちょっと予想外だったと思う

映写視点の前にちょっと思った事が。
今回のワンピースの映画ですが、結構な数の映画館で、直前で箱替えや増キャパしているところをみると、この勢いは予想外だったと思います。

だってスタンピードの時こんな来なかったじゃん!!
まあ多分、いろんなタイミングが重なって爆ぜたのだと思っています。

コロナで低迷していた映画館業界としては嬉しい悲鳴です。

 

ONE PIECE」だけど音楽がいっぱい

王道ジャンプ漫画の今の頂点だと思っていて、バトルモノのイメージが強いワンピですが、今回はAdoの歌のMVのような映画ですね。ストーリーに関しては各々で確認してもらえればと思います。

そのためか、とてもサウンドデザインや映像がアーティスティックな感じになっています。

個人的に今回のレッドの音で評価したいのが、聴かせたい音をしっかり明確にしているという点がとても気に入っています。音楽の時はボーカルやミュージックが前面にしっかり出てきており、戦闘SEとかの他の音はもうなんかおまけ程度でかすかに聞こえるみたいになっています。逆に演技を見せたいときは音楽はBGMとしてしっかり引っ込み演技の邪魔をしていません。

あとボーカルが周りの音に負けるとかがあまりないです。
これ音楽映画でよくあるんですが、素人ながらにそれはどうなのって思っていて、演技シーンの台詞めちゃくちゃデカいのに音楽シーンのボーカルめちゃくちゃ引っ込むってやつです。
ボーカル以外の音も全体的に大きくなるので、ボーカルが極端に小さくなっているわけではないのですが、映画の音ってセリフを基準で決めるので、いやいや音楽聴かせたいのにこれ以上音楽のために音量上げたら、セリフが許容範囲超えるんだが~っていう場合がものすごく多いです。

おそらくスタジオ等のニアフィールドで聴いている分には良いバランスなんだと思いますが、映画館の大空間にそのバランスがマッチできないんですね。
こんかいのワンピではその辺のストレスがあまりなかったです。

あとあと!

ボーカルがセンターにもちゃんといます!!!嬉しい!!!助かる!!これこれ!!

センターだけではなくLRにもがっちりいますので、めちゃくちゃボーカルがオンに聴こえます。ちょっと不思議だったのがあんまりLCRのボーカルレベルがかわらないんじゃないかな?ちゃんと聴いてないけど。

他の戦闘シーンでのSEもいつもの東映アニメーションってSEがちゃんと聴けるので満足です。

 

ただ、東映ロゴのザパーン音、てめぇは許さねえ。
東映に限らず、配給ロゴが異常に煩いのは各社マジで見直して欲しい。

 

映像もカッコイイ

映像もかっこいいMVみたいなシーンが多く、とても楽しいです。悪く言えばワンピっぽさはないですが、僕は全然有りだなと思っています。
作画とモーションはさすが東映アニメーションですね。安心してみていけます。
欲を言えば、ㇱネスコで観たかったなぁっていうぐらい気合いが入っています。ビスタ(HD1.77)だとちょっと音の広がりに対して画が小さく感じちゃいました。

あとちょっと暗いですね。レーザーでマットホワイトスクリーンで輝度自体も少し明るめの僕が状態を完全に把握している現状でそう感じるので、他の映画館だとキツイ劇場もあると思います。シルバーxSXRDだったらマジで相性悪いと思うあれ。ドルシネ案件ですね。この絵は。

この夏休み、久々に映画館に足を運んでみてはいかがでしょう。

ジュラワやトップガンもあるよ!