前回に続いて去年の映画を振り返ります。
下半期です。
『ランデヴー(1976)』
去年上映した映画リスト見ていたら、入っていたので思わず入れてしまいました。
僕がどちゃくそ好きなやつです。僕は去年観ていませんが過去に上映した事があります。その時は『男と女』の先付短編として上映しました。
1976年の公開当時色々問題になったそうです。
まあ内容はそりゃそうよって思う内容で、パリの市街をただオンボード視点で爆走するだけです(たしか無許可?)。恋人?の待ち合わせ場所まで車が走るだけ。
フェラーリとなっていますが、実際は監督のベンツだったとかそんな話だった気がします。最高です。
車好きは必見です。
僕の所で上映した時はエンジンサウンドに命を懸けすぎて本編の『男と女』の前に耳が大変な事にしてしまった失敗もあります。タノシカッタナ!!
『ヒックとドラゴン』
2010年に3Dアニメーション映画として上映した物を当時の監督本人がセルフ実写化した物になります。内容はほぼまんまその通りです。
ただ、アニメ作品の実写化ってこれが最適解なのではと思うくらい監督本人自ら担当したのもあり安心して観られました。
アニメの方も素晴らしい映像と音でしたし、だいぶ3D上映がメジャーになって初期ころの3D作品だったにも関わらず3D効果も素晴らしい使い方だったと記憶している作品でした。
なのでとても期待して待ってたら、やっぱすごいクオリティでやってきましたね。
アニメーションにしかできない表現があるのと同じように実写にしかできない表現を織り交ぜて作られてるなと感じました。その差分を考えながら観るという楽しみも。
空中の覇者になった気分になれるサウンドと映像のデザインでした。
『プレデター バッドランド』
プレデターシリーズですね。予告観たときにはゲームのデスストを思い浮かべました。今までにないイケメンプレデターでした。
映像はちょっとゲームライクな作り方している気がすると思っていて、演出とか流れもなんかゲームを進めている感じで面白かったです。映像もかっこいいと思いましたが、音がとにかく凄い。
とんでもねぇ解像度を感じる音でめちゃんこ綺麗な音でありながら、ハッタリ効かせる時には笑っちゃうくらいのLFEでした。IQ3になります。好き。
スカイウォーカーランチでクリード見せてもらった時に、ウチで上映した時そんなにLFE出てなかったよ!?つまりワールドワイドだとSWのパワー足らない!?っていう衝撃があったので海外的にはきっとこれは正しく、なんならまだ足らないくらいなんだと思います(※バッドランドはスカイウォーカーサウンドではないと思います)。
『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』
ロシャオの1も中国アニメの凄さに震えましたが、今回は更にパワーアップしてきました。音に関してを1の字幕版と比較すると、音が丁寧になったと思います。1の元気な荒さが前面に来ている音も良かったですが、映像のマットな作画に合わせて、音もマットに暖かくなったかな?という印象です。
映像もスコープサイズでとてもダイナミックでアーティスティックな構図が多く見どころ満載です。最近の映画館ではフラットサイズの方が大きく観える映画館が多いですが、横長のスコープサイズの方が個人的には大画面を感じて映画ぽさを感じて好きです。
吹き替えの日本語担当は1に引き続き岩浪さんだったので、吹き替え中心で岩浪さんと劇場での音響調整しましたが、吹き替えのセリフ音声の質感も1の時からだいぶグレードアップした感じで調整もやりやすかったです。1の時はちょっと花澤さんと松岡さんの声が難しかったんですよね。今回は花澤さんはもちろん他の声優さんたちの声も良いので声に整音のリソースをあまり割かなくて済んだためにかなり全体的に綺麗に仕上げる事が出来たなと思っています。
こちらも岩浪さんとの作業で色々と勉強させていただきました。岩浪さんは劇場の音を大切にしてくれる方で、思った通りにやらせてくれるのでのびのび作業できました。
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)ネクストシャイン!』
映画として括っていいのか若干迷いましたが、音が面白かったので印象に強く残っています。
元はステレオ2chをアップミックスしているそうですが、ASMRシーンではPrologicで崩したり構築したり(山口さん本人談)で位相を上手くコントロールしてステレオ音源が凄いASMR音源かのようになっていました。サラウンドが綺麗に成立するスクリーンでの効力が凄かったです。
BLAME!の時から思っていましたが山口さんはこの辺りの音の使い方が凄い方だなと思っています。ReCREATORS一挙上映やりたい(´・ω・`)
あと地上波だとOPとEDが本編よりレベルが小さくなってしまうラウドネスの関係する問題がある作品が多い中、OPとEDがしっかりしてて良いなと家で地上波観ていた時も思っていましたが、劇場で流す時もお陰でメリハリ出て助かりました。ラウドネスのルールにあまり左右されないはずの劇場版の長編アニメーションでもOPやテーマ曲がやたら小さく聞こえる作品も多いので、こういった風に適宜ちゃんと音が入っているとアニメ映画はやりやすいですね。
『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD ON SCREEN』
Mrs.GREEN APPLEのライブフィルムです。
お客さんの入りは芳しくなかったのですが、映像も音もすげーハイクオリティでした。
邦アーティストのライブフィルムって良い物が少ないのですが、これはとても素晴らしい映像と音で、これ観に来ないのもったいないなと思ってました。
音で感動したのは、映画館という劇場での音とライブ会場の音との差を理解しているうえで映画館でのライブ会場のサウンドの構築されていると感じました。
作った方は映画の音にも精通しているのではないでしょうか。
多分、録音からも全部同じスタッフたちが携わっているんじゃないかな。
でないとあのクオリティは出せないと思いますが、どうなんでしょう。
映像も4Kの美麗な映像で、下手したらリアルで観てるより綺麗なのではと思う感じでした。
ライブフィルムはこのクオリティでみんな作ってくれると嬉しいなぁ。
『ズートピア2』
めちゃくた楽しみにしていたズートピアの続編です。
動物の習性やしぐさの動きを二足歩行にしたうえで上手く取り入れたモーションや表情とかがとにかく凄い可愛い。
色使いや構図や魅せ方はディズニーアニメの安心安定の超クオリティ。
音は1からちょっと性格が変わったな?と思ったらスタッフが違いましたね。
それとこちらもアトモスがベースとなっており、全体的にアトモスだなって感じるサラウンドを重視した造り方という印象です。
全体的にさすがだなとめっちゃ良いと思っていますが、時々サラウンドにBGMがメインで振ってあるのはちょっと好きじゃないなと。
理由としては映像はスクリーンで進行しているので視覚はスクリーンの中に没入しているところで聴覚は、森の中とかで天敵や危険を音で察知した時みたいに意識がそっちに向いてしまい、没入が一度キャンセルされるので好きじゃないんですよね。
鬼滅の刃の無限城編のOPでも似たような事やってましたが、アトモスは音楽をサラウンドに振るがベターなんでしょうか。
単純に僕の感覚が古いのかなとも考えましたが、どうもその演出でよかったと思った事がないので、難しい所。
とネガティブな部分もありますが、それを置いても2025年のTeir1勢と思っています。
『バーフバリ エピック4K』
バーフバリの前後編をまとめて4Kにした物です。
オリジナルの音とちゃんと比較してはないですが、ちょっと音変わった...?
インド神話の壮大過ぎる壮大さに負けない映像と音です。
そして3時間弱あるのに耳が疲れにくい!ちゃんとプレッシャーかかるところは凄いダイナミックな音が入っているのですが、静かなシーンでは音を凄い減らしていて、大抵普通の映画では日常シーンでも空気感や暗騒音のためにサラウンドとか実はちょっと鳴っているのですが、大胆にサラウンドを一切鳴らさないシーンや、音数をちゃんと選んでいるのか無駄な音が省かれているお陰であまり聞き疲れしないという作り方になっています。これはオリジナル版でもそうでした。
さてさて、こんなものかな。
本当はエディントンとかウェポンズとかもあるんですが、まだ通してちゃんと観れてないんです。仕事上で必要な分は観れてますが、しっかり全部観れてない。
だから今回は外しました。
あと、公開リスト見ていると自分が観てない映画で多分この映画音良さそうとか思う映画もちらほらありますね。本当は全部観たいんですがね。もう新作であっぷあっぷです。
技術的なブログも何か増やしたいなぁ。中途半端になっておる。ネタはいっぱいあるのですが表に出せない^q^
解禁できれば毎日でもブログ書けますけど人生おわっちゃう・・・
まあまったりやっていきましょ。


