映写雑記

映画館の設備視点

『トップガン マーヴェリック』を映写視点で観るよ。

こんにちは。今回は公開されて1週間経ちました、『トップガン マーヴェリック』を映写視点で観ていきたいと思います。ちょっとネタバレぎみな書き方もあるかもしれませんが、基本無いようにはしています。けどネタバレ怖い人は見ないようにお願いします。

topgunmovie.jp

 

この面白さはちょっと予想外だった

映写視点とかいいつつも、単純にものすげー面白すぎました。
オススメの理由、「どちゃくそ面白いから」いやこれだけで成立しちゃうほど、エンターテイメントとして、映画として良くできています。とても面白い。

深く考えると雑な展開だな!!って思ってしまうところも多いのですが、元々戦闘機好き好き脳筋アクション映画なのでそんなこと考えて観る方が野暮ってもんです。

とはいいますが、ストーリーもしっかり86年のオリジナルからしっかり踏襲されており、往年の「トップガン」ファンも大満足だと思います。あと少年漫画大好きだったらたぶん凄く胸が熱くなるとおもいます。僕は大好きな話でした。

 

大きく進化したサウンドデザイン

86年では、アナログトラックだったそうです。ドルビーAtypeとかかな?ちょっと聞いたのを忘れてしまいました。まあ5.1chであるSRDの登場は92年の「バットマン リターンズ」からなので、AかSRだと思います。MONOは流石にないかな?

そして、最近「午前十時の映画祭」ではDCP化された時に5.1chに生まれ変わっていました。
ブルーレイとかDVDも5.1chなのかな?

この5.1chリマスターもかなり良い感じでしたが、まあ年代は感じます。

そしてこの「マーヴェリック」はコロナなどの理由で公開が延期されているので、本当は3年ぐらい前の映画になります、なるのですが・・・

なんでしょう、この古さを感じない音。というか最先端では。ええい、ソニックブームを感じるぞ!

スカイウォーカーサウンドで作られた今作のサウンドですが、最初に音を聴いた時、「うーん頭悪い最高だな?」と思わず愉悦部してしまいました。
そして、スカイウォーカーサウンドで作られて、おそらくあそこの試写室でも観られてると思いますが、あの試写室というかもう大きさがシアターですが、普通に服だけじゃなくてメガネぐらいは揺れると思うぐらい戦闘機の音が出てると思います。
ウチの映画館でも結構出してますが、多分比べるとちょっと控えめなぐらいかなと思います。
あくまで推測ですが。そもそも僕の映画館のSWでは勝負にならないぐらいの数のSWが入ってるので・・・

AMCのドルシネでもたぶん、なんだこれってぐらい出てると思います。
良くも悪くも日本の映画館ってちょっとお上品な傾向があり、mid以下をあまり出さない傾向があるように思います。

けど、ハリウッドクオリティ、邦画でよくあるただLFEが吠えてて雑な音ではなく、めちゃくちゃ良く考えられて作られています。音楽もSEもサラウンド感もやべえっす。

映像は言わずもがな

本当の戦闘機に乗っちゃってるCG無しな飛行が売りでしたが、最高か?
CG技術が進化してもう本物と見分けがつかなくなってきている現代ですが、なんでしょう、本物はやっぱこう観ていて受ける印象がだいぶ違う気がします。

くどいぐらいの戦闘機の飛行シーンがてんこ盛りですが、全て手に汗握ります。
あとGを僕らも体感してしまっていると錯覚するレベルで伝わってきます。

やっぱ本物ですね。
来週からの「アライブフーン」という僕の一押し邦画があります、あれもCG無しのガチカーアクションなのですが、邦画の予算で作られた映画でさえ、アクションシーンで引き込まれます。これは製作者たちの努力の結果でもありますが、やはり人の気持ちを揺さぶるのは本物を魅せられた時なのかなと思いました。

普段あんまり他の映画館いかないけど「マーヴェリック」はIMAX行ってみようかな?

 

この映画、配信されてからとか家でイヤホンとかテレビのスピーカーで観ると、これは映画館で見なきゃダメだったやつって絶対後悔するので絶対劇場で見た方がいいです。

あと86年のオリジナルは履修必須かなと思います、観てなくても面白いけどね。
アマプラで観れます。F-14もいいですがGPZ900Rとポルシェ356Aスピードスターの勇士も是非みてください。

ではまた